「リーン・スタートアップ」に関する良記事や良スライドをまとめました!
私が読んだリーン・スタートアップに関する複数の記事の内、参考になったものを中心にPICK UPしております。
リーン・スタートアップは、事業開発以外にも、マーケティング施策やその他の戦略にも使える手法だと考えております。
いますぐ読むもよし!はてブやPocketをして、「あとで読む」もよし!
- 1 リーン・スタートアップを実践して分かった5つのこと
- 2 リーンスタートアップで失敗する18のパターン
- 3 「開発者のためのリーン・スタートアップ」「リーン・キャンバス入門」の資料を公開します
- 4 リーンスタートアップの図解付き解説-トヨタのDNAを継ぐ新規事業マネジメントの極意
- 5 リーンスタートアップ入門 ― 日本の実例に学ぼう
- 6 大企業における失敗する、成功するリーン・スタートアップとは?
- 7 Facebookが2004年にローンチしたとき、たった8つの機能しか実装していなかった
- 8 はじめてのリーンスタートアップ
- 9 10分でわかったつもりになるlean start up ~リーンスタートアップって何ですか?~
- 10 リーンスタートアップにおける良い仮説、悪い仮説
- 11 リーン・スタートアップ(その他の記事)
リーン・スタートアップを実践して分かった5つのこと
Tokyo Otaku Modeで働かれている方のブログ。書籍『リーン・スタートアップ』の要点を社内向けにまとめたものを引用が本当に分かりやすい!
また、リーン・スタートアップの実践方法に関しても説明されており、実際にリーン・スタートアップで作られたTokyo Otaku Mode(Facebookページから始めた)に関するお話など、事例も興味深いです。
●リーン・スタートアップとは
●リーン・スタートアップをはじめる前に決めておきたいこと
●リーン・スタートアップの進め方
●うまくいかない時は
リーン・スタートアップを実践して分かった5つのこと(パパパパ)
リーンスタートアップで失敗する18のパターン
リーン・スタートアップで初学者が陥りがちな「これはリーン」「これはリーンじゃない」などの意味がない議論に一石を投じた記事です。
個人的には、「誰そのペルソナ、本当にいるのパターン」と「解決策ありきパターン」がググッときました。
ペルソナなんかよりもむしろ、課題をもっていて解決してあげたい実在する人の氏名を書くほうが効果的。最初の救う誰かを具体的に氏名で決める。
こちらは、弊社で最も優秀なプロマネがよく発する「具体的な社名をどれだけ書けるかが大切」という言葉とほぼ同一だったので、印象的でした。
ソリューションありきでの考えは全てにおいて失敗しかない。誰の何を解決するのか?がすっとばされた状態だからだ。これはただひらめいただけで、そのまま事業化しよう物なら失敗しかしない。
自分は事業開発担当ではないですが、マーケティングの施策でもよくやってしまいがちで、心に留めておく必要があると思いましたorz
「課題・問題から始める」というのは、リーン・スタートアップにかぎらず、ビジネスにおいて非常に重要だと自分も痛感しています。
リーンスタートアップで失敗する18のパターン(L’0REM) ※公開終了
「開発者のためのリーン・スタートアップ」「リーン・キャンバス入門」の資料を公開します
はてブ500以上がついた記事。「開発者のためのリーン・スタートアップ」と「リーン・キャンバス入門」のスライドを紹介している。
前者でリーン・スタートアップの基本的な考え方や重要性に関して解説し、後者のスライドではそれを実践するための「リーン・キャンバス」という方法を紹介している。
※最後に印刷用のスライドを用意してくれているのが有り難い!
「開発者のためのリーン・スタートアップ」「リーン・キャンバス入門」の資料を公開します(Kentaro Kuribayashi’s blog) ※公開終了
リーンスタートアップの図解付き解説-トヨタのDNAを継ぐ新規事業マネジメントの極意
ボリューミーな内容で、リーン・スタートアップに関して詳しく解説されている記事です。
はてブが168も付いている!
アジャイルやウォーターフォールといったシステム開発手法のゴールが「システム開発が完了すること」であるのに対して、リーンスタートアップは「マーケットにフォーカスし続けること」を目指しています。
また、書籍からの引用で、「リーン・スタートアップの本質」という部分が非常に分かりやすいので、引用させて頂きます。
リーン・スタートアップの本質をわかりやすく表現すると「地図を捨ててコンパスを頼りに進め」ということになる。イノベーションに必要なコストが劇的に下がった現代においては、あるプロダクトを生み出すために、それを成功に導くまでの「地図」を描こうとすると、その作業だけでプロダクトを開発する以上のコストがかかってしまう。たとえ地図ができたとしても、イノベーションが急速に進むいまの世の中では、プロダクトを開発している途中でゴールが変わり、地図そのものが陳腐化する可能性が高い。こうした状況下においてはむしろ地図などはじめから持たずに、市場の変化を敏感に感じ取るコンパスを手に、しなやかにプロダクトの方向性を変えていった方がよい。
リーンスタートアップの図解付き解説-トヨタのDNAを継ぐ新規事業マネジメントの極意(in the loop)
リーンスタートアップ入門 ― 日本の実例に学ぼう
「構築ー計測ー学習」という基本的なリーン・スタートアップの概念や、「顧客開発」が重要とされる考え方を説明していて分かりやすい。
また、アグリノートというクラウド型農業生産管理ツールが(意識されては居ないが)リーン・スタートアップのプロセスを辿って生み出されたとのことで、そちらの事例の解説もあります。
リーンスタートアップでは、「顧客開発」が重要とされる。スタートアップにおいては、ニーズに合わない製品・サービスの開発が過度に進み、無駄なコストが発生するのを避けなければならず、その原因となる「顧客不在」は大きなリスクとなる。そうなる前に、早期からユーザーの反応を詳細に観察できれば、過度な開発が進む前に、本当のニーズや売れる可能性の検証が可能となる。成長の見込みや想定していた仮説が適当でない場合には軌道修正を行い、無駄な開発を続けることなく、売れないリスクを低減し、コストと時間の浪費を防ぐことができる。
リーンスタートアップ入門 ― 日本の実例に学ぼう(Build Insider)
大企業における失敗する、成功するリーン・スタートアップとは?
「みなさんはリーン・スタートアップを勘違いしています。」という冒頭から始まる講演のレポート記事で、「分厚い計画書は不要」「MVPで早くフィードバックをもらう」「早く出してインタビューを繰り返す」など一般的に認識されていることに対して、それは違う!と一石を投じております。
※厳密には、「そうなんだけど、それはあくまで1つの手段でしかない」という意味合い
大企業における失敗する、成功するリーン・スタートアップとは?(Biz/Zine)
Facebookが2004年にローンチしたとき、たった8つの機能しか実装していなかった
実は、Facebookもリーン・スタートアップで作られていたという内容の記事。
Facebookは、映画「ソーシャル・ネットワーク」でもありましたが、最初はハーバード大学のみに少機能のSNSを提供し、そこから他の大学やビジネスマン、世界へと展開していった感じですね。
Facebookは2004年にローンチされたとのことで、リーンスタートアップがその頃アメリカで流行っていたのかは不明ですが、興味深い事例としてご紹介致しました。
Facebookが2004年にローンチしたとき、たった8つの機能しか実装していなかった(TURN YOUR IDEAS INTO REALITY.)
はじめてのリーンスタートアップ
リーン・スタートアップに関するSlideShare。
製品・サービスを作ってから顧客に教えるのではなく、さきに顧客を見つけてから、彼らの抱える課題とかを解決できるサービスを探す。という考え方が非常に参考になりました!
はじめてのリーンスタートアップ
10分でわかったつもりになるlean start up ~リーンスタートアップって何ですか?~
こちらも、リーン・スタートアップに関するSlideShare。
たしかに、リーン・スタートアップが分かった気持ちになる、、、!
例えば、新しいIoTデバイスを作ろうと思った場合は、
●まず、クラウドファンディングから始める
●プロトタイプをターゲットユーザーに使ってもらい、有用性の検証&課題の把握を行う
などでまずユーザーニーズを調べた上で、製品開発に進むほうが誤りが少なく行くと思いました!
10分でわかったつもりになるlean start up ~リーンスタートアップって何ですか?~
リーンスタートアップにおける良い仮説、悪い仮説
こちらも、リーン・スタートアップに関するSlideShare。
リーン・スタートアップは、仮説⇒検証⇒学習のサイクルをSpeedyに回すことがポイントだが、その際に重要な仮説設計について、「悪い仮説」の特徴や事例を述べた後に、「良い仮説」の例やポイントを紹介しています!
●リーン全般で目指しているのは「ムダ」の排除
●スタートアップはビジネスモデルの検証を行う
●検証の優先順位は「リスクが大きい順番」=顧客に課題があるのか?
●仮説検証を単にするだけではなく、「学習」「速度」「集中」がポイント
●バッチサイズを細かくする(サイズを細かくして仮説検証)
リーンスタートアップにおける良い仮説、悪い仮説
リーン・スタートアップ(その他の記事)
その他、リーンスタートアップに関する記事をいくつか掲載しておきます!
●リーンスタートアップを実践しない14の理由
http://leanstartupjapan.org/?p=504
●Lean Startup リーンスタートアップ解説(1)
http://blogs.itmedia.co.jp/hiranabe/2011/05/lean-startup-introduction-in-japanese-1.html
●リーンスタートアップの仮説検証とMVPキャンバス
http://www.standardinc.jp/reflection/article/lean-startup-mvp/ ※公開終了
●“リーン・スタートアップ”で起業のムダをなくし成功率を高めるための4つの要点。
http://bijodoku.com/enterprise/lean-startup/
●リーンスタートアップは「科学的」か
http://cx4a.org/posts/2015-08-30-is-lean-startup-scientific.html ※公開終了
●読書メモ:リーンスタートアップ ムダのない起業プロセスでイノベーションを生みだす
http://kuranuki.sonicgarden.jp/2012/04/leanstartup.html
●リーン・スタートアップ理論からWEBマーケティングの本質を捉える
https://www.41web.jp/blog/2015/09/08/272 ※公開終了
●[インタビュー]方法論至上主義に警鐘、急成長「LINE」を生んだ企画プロセス
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20120712/408816/?rt=nocnt
●リーン・スタートアップが生む価値――「Just do it!」の無駄を省く
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1206/18/news128.html
以上、「リーンスタートアップ」に関する記事のご紹介でした!
他にも、これが参考になるよ!などありましたら、是非教えて頂けますとうれしいです!