■参考:社会民主党
http://www5.sdp.or.jp/
7月21日に参議院議員選挙も終了しまして、
※「レビューレポート」とは・・・ |
デザイン/信頼性/情報量/お役立ち度/使いやすさ をそれぞれ5段階評価するレポートです。 ユーザーから数値評価と評価コメントを得ることができ、サイトの改善に貢献します。 |
193名のモニターさんにレビューレポートを投稿していただきました。一番高い評価は「情報量点数」の3.3点、低い評価は「お役立ち度」の3.1点でした。総合評価は「3.2点」。
数値だけで判断すると、「情報量としては十分だが、ユーザーが本当に欲しい情報とはズレがある」と考えられます。ただ、平均値である「3点」を各評価超えているので、全体的なサイト構成は優れているといえるでしょう。
次に、「政党が掲げる政策がわかり易く表現されているか?」という質問についてです。まずは高評価をされたモニターの方からのご意見を見てみましょう。
高評価をされたモニターの方からは「わかりやすく表現されている」という意見が最も多い結果となりました。
「見出し(メインメニュー)が解りやすくて、社民党がどういう考えでいるのか、ということを調べやすくなっていると思います。内容には当然、人それぞれ賛否両論ありますが、印象的には、あいまいな表現が少なく、読み手の方がはっきりと意思表示をできるような内容に仕上がっていると思います。(男性/60代)」という意見からも、メインメニューから目的のページへのアクセスのしやすさと、様々な問題への具体的な意見が掲載されていたことが高評価に繋がったようです。
では、低評価をされたモニターの方の意見はどうでしょうか。
「文章の羅列だけで何が言いたいのか分からない」「何を考えどうしたいか全く分からない」「現実味がなく具体性に欠ける」という三点が最も多い意見でした。
「政策がどこに書いてあるのか見つけにくい」というコメントもいくつかいただきましたが、政党サイトとして最も重要である政策についてのページが見つけにくいだけでなく、ウェブ用に作成されたものではなく、印刷するために作成されたものと思われるPDFでしか掲載されていなかったのは非常にもったいなかったのではないでしょうか。
また、「自民党の憲法改正全文批判がどーんとあげられ、見てみると本当に批判ばかり……。この党が「社民党ならこう変えるんだ!」というようなまとめ方をしてほしい。(女性/20代)」というご意見もありましたが、特定の政党に対しての批判的な内容掲載することについて、全体的には反対意見の方が多かったようです。
今回の選挙では議席数を1つ減らしてしまった社民党ですが、ネット選挙をうまく活用できなかった結果なのかもしれません。
なお、今回レビューをしていただいたモニターの方々の属性は以下のようになっております。