そろそろ年末も近づいてきましたが、最近はゲーム機などがたくさん普及していることから、日本の伝統的な遊びをする子供たちは減ってきている気がします。
私が子供の頃にはゲーム機が少しずつ普及してきた時代だったので、普段はゲームをすることも多かったのですが、お正月になれば日本の伝統的な遊びである「凧あげ」や「羽根つき」などをやっているかたを見かけることも多々ありました。
その他にも伝統的な遊びといえば、「コマ回し」や「お手玉」、「竹馬」、「けん玉」、「百人一首」と大人であれば誰でも一度はやったことがあるのではないかなと思うのですが、最近の子供たちはもしかすると触れたこともないという子もいるのかもしれません。
伝統的な遊びは高齢者にとっては身近な遊びでも、子供にとってはあまり馴染みがないこともあって、孫や子供と懐かしいおもちゃで遊びたいという思いがあってもなかなか一緒に遊んでくれないということが多々起きているようです。
そこで今回は、伝統あるけん玉にゲーム性を持たせることで誰もが楽しめる遊びへと進化させたIoTけん玉の『電玉』をご紹介いたします!
今回は電玉を提供しております、電玉の大谷氏にインタビューをいたしましたので、電玉の仕組みや特徴、面白さなど詳しくご紹介していきたいと思います。
『電玉』とは
電玉は昔懐かしいけん玉を最新技術でリニューアルし、アプリと連動して世界中のけん玉プレイヤーと遊ぶことができるIoTけん玉です。
スマートフォンと電玉本体があればどこでもいつでも遊ぶことができます。
技の判定も基本的な技だけではなく、飛行機や灯台、月面着陸といった難易度の高い技まで判別することが可能となっています。
電玉の仕組み
どのように技を判定しているのかというと、
・玉が皿のどこにのったかがわかる位置把握のためのセンサ設置
・けん玉の動きや傾きが分かる6軸センサの搭載
によって、けん玉がどのような動きをして、どこにのったのかが分かり、飛行機、灯台、月面着陸といった技の数々を判別することが可能になっているそうです。
また、センシングした情報をアプリと連携することで、臨場感あふれる様々なゲームを楽しむことができ、LED、振動モーターを搭載しているため臨場感のあるゲームを楽しむことができます。
電玉が健康に効果的!?
電玉はゲームとリンクすることで自然とひざの曲げ伸ばしを繰り返しさせるため、スクワットと同様に「足腰が鍛えられる」という効果が得られるそうです。気が付かないうちにダイエットにもなっているというは嬉しいですね!
さらには手足の動きと目の動きを同時に刺激する仕組みが電玉にはあり、思考や記憶などを司る脳の前頭前野の働きが活発になります。
特に高齢者の方にはボケ防止に繋がったり、足腰が鍛えられたりと、楽しいだけではなく電玉は健康にも効果的なようです!
電玉は場所や人を選ばず使用可能!
電玉はスマートフォンと電玉本体があればどこでもいつでも遊ぶことができるため、疲れた時の息抜きに体を動かしてみたり、公園で一緒に友達と、梅雨でも家の中にいながら遠く離れた誰かとアプリを通して一緒に遊ぶことができます。
けん玉がまだあまりうまくない人にはコツコツアプリで上達のコツを知りながら練習をすることもできるので、お年寄りから子供まで誰でも楽しむことができます。
電玉は「どこでもだれでも楽しめる遊び」ということですね!
おわりに
ここまで電玉についてお伝えしてきましたがいかがでしたでしょうか。
今回のお話をお伺いした中で驚いたのは、けん玉の競技人口が、日本だけで300万人ともいわれていること。私が考えていたよりも多くの方々がけん玉をしていることにとても驚きました。
そして日本だけではなく今後は米国での販売展開にも力を入れていくとのことで、2017年のSXSWに合わせてKickstarterを同時に仕掛け、米国でのメディア露出を進めるとともに一般層へもリーチしていくとのことでした。
日本の伝統的な遊びが海外でも普及していってくれたらうれしいですね!
また、最初の量産品は限定1,000台のみとなっているそうで、一般販売の時期は来年4月中旬とのとのことでした。
今後の電玉の発展が楽しみです!
では、最後までお読みいただきありがとうございました。