過去最多の日数のゴールデンウィーク、皆様いかがお過ごしでしたでしょうか?
ゴールデンウィーク中の5月1日に新しい元号である「令和」が施行されました。
そもそも元号を使っている国は日本だけというローカルな仕様ではありますが
果たしてスマートフォンのOSは新しい「令和」と言う元号に対応しているのか調べてみました。

各表示の比較
Android OSでの「和暦」表示
残念ながらOS自体に元号表記にする設定がなく西暦表示のみ対応。
デフォルトのカレンダーなどに表示されるのは西暦表示のみとなります。


iPhone、iPad等iOSでの「和暦」表示
iOSは設定より和暦の表示が可能となっています。
「設定」→「一般」→「言語と地域」→「暦法」→「和暦」
と設定することにより、標準のカレンダーやメモ、写真、メールなどが和暦表示に変更されます。

「一般」を選択。

「言語と地域」を選択。

「暦法」を選択。

「和暦」をチェック。
和暦表示に変更完了。
iPhoneの各種アプリを起動してみると日付の部分が和暦表示されています。




この様に和暦表示はされるのですが、残念な事にまだ「令和」がiOSに入っていなく、近い将来に対応されるアップデートにて「令和」表記に対応されると思います。
和暦表記で使っている方は今しばらく我慢しましょう。
Siriの令和対応
しかし1点、iOSで新元号である「令和」に対応している機能がありました。
それがSiriです。

Siriはサーバ側のアップデートで対応が可能なのでいち早く対応ができたという事ですね。
令和元年5月8日現在、新しいシステムアップデートはまだリリースされていません。
元号データを更新しなければ端末側は対応できないので、新しいバージョンで令和表示されるまで今しばらく「和暦」表示で使ってみようと思います。
※2019年5月14日 追記
iOS12.3の提供が開始されました。
これにより和暦の新元号「令和」が追加されました。

