充電針

スマートウォッチとは異なるモバイルリンクウォッチ|池端隆司のモバイルジャンクション

携帯電話研究家という職業上、スマートフォンだけでは無く様々なスマートフォンと連携するガジェットを所有し使っている筆者だが、今回はスマートウォッチとモバイルリンクウォッチについて書きたいと思う。

センサーのApple Watch、デザインのWear OSスマートウォッチ

今まで1st~3rdのApple WatchやGoogleのWear OSのスマートウォッチを、携帯電話メーカーの物、ファッションブランドから発売された物など複数所持して使ってきた。

どのメーカーの時計にも言える事は、基本的な機能は同じでデザインによる差異があるという事くらいでは無いだろうか?
Wear OS搭載の多くのスマートウォッチはデザインの違いにより、液晶サイズや形が変わる為、利用する際の使い勝手は変わるものが多い。
その中でもApple Watchは高性能なセンサーを搭載しており、生体情報の取得は1歩先を行くイメージだ。

基本的なスマートウォッチの機能だが、脈拍やライフログなどを取得する生体情報管理やスマートフォンの通知情報を表示する機能、Felicaなどのおサイフ機能、スマートフォンの音楽プレイヤーを操作するリモコン機能で構成されている。
時計の盤面をカスタマイズし、服装やシーンに合わせるデザイン変更機能もある。
Androidはこのカスタマイズ機能が沢山出ており、Apple Watchより優れている印象だ。

使いこなしていないスマートウォッチ

筆者のスマートウォッチの使い方だが、購入直後はOSに搭載された機能を一通り使うが、毎回気がつくと文字盤(液晶部分)のカスタマイズしか使っておらず、ほぼ時計としての利用だけという事に気がついた。
常時スマートフォンやフィーチャーフォンを5台は持ち歩き、手にも何らかのスマートフォンを持って行動している為、ほとんどの情報はスマートフォンで見てしまうからだと思われる。ライフログも途中で管理が面倒になり利用をやめてしまう。

そんな筆者は今回もApple Watchの4thの購入を考えていたが、改めて利用方法を考え最適な時計を探してみたところ、CASIOから販売されている時計で惹かれる物があり購入してみたので紹介したい。

GRAVITYMASTER GWR-B1000X-1AJR

パッケージ写真
パッケージは時計に合わせて豪華な仕様

商品名:GRAVITYMASTER GWR-B1000X-1AJR
価格:¥120,000+税
仕様・機能:カーボンベゼル・防錆構造・トリプルGレジスト(各種耐衝撃構造)・球面局面ガラス・内面無反射コーティングサファイアガラス・ネオブライト・カーボンファイバーインサートバンド・タフソーラー・電波受信機能・モバイルリンク機能など一部抜粋

商品HP:CASIOサイト https://g-shock.jp/products/mog/gravitymaster/gwr-b1000/

特徴

筆者の利用イメージから求める機能を改めて考えると

1:スマートフォンを使っている時、時間を見ることが出来る。

斜め文字盤
斜めから見ても球面ガラスで時間の把握が可能

2:充電が面倒(充電する機器を増やしたく無い)なのでバッテリーの持ちを気にしなくて良いこと。

充電針
日常的な使い方で蛍光灯の光からのソーラー充電

3:スマートフォンと繋がってほしいが、スマホの情報を切り出すと言うよりスマホが時計を補助するレベルで良い

アプリ
G-SHOCK Connectedで時計を操作しなくても時刻合わせが可能

4:キャンプによく行くので防水、防塵、衝撃に強い事。

川に沈めている
流石はG-SHOCK防水、耐衝撃に強い

このG-SHOCKだが上記の4項目をどれも高水準でクリアしていたので、G-SHOCKとしては高額の分類に入るが迷わず購入してみた。

大きめのデザインだがチタンとカーボンで見た目に反して軽くつけ心地も自然だ。
ボタンが沢山あり、時刻修正など分厚いマニュアルを見ないと出来ないと思いがちだが、用意されている専用アプリのG-SHOCK Connectedをインストールし起動してみると、時計のグラフィックが表示されており、簡易マニュアルになっているので迷わず操作が出来ると思う。

アプリで利用可能な機能

またこのG-SHOCK Connectedだが、GWR-B1000とスマートフォンをBluetoothで接続する事により、複雑な事は出来ないがかゆい所に手が届く機能が搭載されている。

1・時刻修正、設定

時刻合わせ画面
ワールドタイム設定とホームタイム設定をスマホから行い腕時計に時刻を飛ばす事が出来る。腕時計に触らずに時刻設定が可能。

2・アラーム・タイマー設定

アラーム設定画面
アラーム時刻設定とタイマー時間の設定をスマホから行い腕時計に飛ばす事が可能。

3・スマートフォンを探す機能

マニュアル画面
腕時計のボタンを長押しする事でスマートフォンを鳴動させて場所を探す事が可能。

まとめ

アプリ上で出来る機能はこれでほぼ全部だが、寝室で寝る時にアラームをかける時、光るスマートフォンでアラームを設定し腕時計に時刻を送るという、なんて事ない機能だが実にかゆい所に手が届く機能だ。

スマートウォッチとは異なり、この製品は時計であり、スマートフォンとの連携はスマートフォンの情報を時計に表示させるなどではなく、主役は時計でスマートフォンは時計のサポートをする事に割り切ったシンプルで使いやすい機能だ。

これから夏に向けてアウトドアライフの時間が増えていくそんな時、水や汚れなど気にせず使えるこのGWR-B1000 G-SHOCKをガシガシ使っていきたいと思う。

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