流動人口データと売上データを掛け合わせてAIを構築し出店戦略・店舗配置に関する意思決定のサポートを行うダッシュボードサービスが登場です。
ソフトバンク株式会社の子会社で、位置情報を活用したビッグデータ事業を行う株式会社Agoopは、小売業やサービス業など多店舗展開する事業者向けに、新規出店や閉店などの出退店戦略を支援するダッシュボードサービス「Shop Studio(ショップスタジオ)」を2020年2月13日から提供開始しました。
この「Shop Studio」は、Agoopがスマホアプリから収集し保有する“その場所に、何時間、どれくらいの人がいたのか”という流動人口データと事業者の売上データの掛け合わせて機械学習によりオリジナルのAIを構築し、新規出店や閉店を支援してくれるサービスです。
■「Shop Studio」の機能
「Shop Studio」は、以下の2つの機能が提供されます。
機能①:新規出店ソリューション
売上データをもとに、機械学習モデルを構築し、そのモデルの予測結果をウェブブラウザー上で可視化することで、新規出店に最適な場所を見つけてくれます。
機能②:店舗配置ソリューション
店舗データをもとに独自の統計モデルを作成し、店舗同士の相互関係を地図上でシミュレーションでき、店舗をなくした場合の影響を可視化することで、最適な店舗配置の支援をしてくれます。
「新規出店や閉店を考えているけど、うまくいくのか不安…」という事業者にとっては、「Shop Studio」でAIにサポートしてもらうのも一つの手段になるかもしれません。また、事前にオリジナルAIの構築で予測モデルの妥当性を確認・検証する一か月間のPoC(Proof of Concept、概念検証)を行い、妥当性が確認できてから正式導入するということが可能です。
■「Shop Studio」利用料金
PoC:30万円~(1カ月)
導入:月額30万円~(初期導入費別途)
「Shop Studio」の詳細はこちら
https://www.agoop.co.jp/shop-studio/