お笑い芸人をしているエーデルワイス門田樹です。
膨大なおうち時間、いかがお過ごしでしょうか?(この記事が掲載される頃には外で遊べるようになってたらいいな)
僕はインスタントラーメンのアレンジレシピを試しまくっているのですが
煮玉子作りを頑張りすぎて出来上がる頃には空腹のピークを超えて食べきれないことがあります。
今回はそんな「玉子」を題材としたゲームをご紹介したいと思います。
その名も「エッグファーム-どこまでもくっつくタマゴのゲーム」。
たまごのミニゲーム「エッグファーム」
FARM or FIRM?
エッグファームとは養鶏場のこと。
調べてみて分かったのですがファームという英語には「FARM」と「FIRM」があり、それぞれ「農場」と「会社」という意味。
全部農場だと思ってました。
だから弁護士もののドラマを見ていたりすると事務所をファームと呼んだりしているんですね。
偉大なるマザー
それではさっそくゲームをはじめていきましょう。
この養鶏場で飼育されている鶏はたったの一羽。
マザーと呼ばれています。
プレイヤーの役割はマザーが産み落とす卵を指で動かしてくっつけて新しい卵に進化させること。
くっつけられるのは同じグレードの卵のみ。
卵は3回タップすることで割ることもできます。
生まれる鶏は卵のグレードによって様々。
キャベツの卵からはベジニワトリ(本当の意味でのサラダチキン)
プリンの卵からはプリンニワトリ(これがたこ焼きに見えたら関西人)
サボテンの卵からはサボテンニワトリ(花言葉は秘めた愛)(花言葉って◯◯な愛多すぎません?)
玉子と卵
ちなみに「たまご」には「玉子」と「卵」、2種類の漢字がありますが、
玉子は主に食材として使われる鶏のもの、
卵はそれを含めた魚や虫などもっと広い意味で使われる漢字だそうです。
だったらなぜこのゲームレビューで「卵」と言っているのか。
卵から生まれた鶏は宿舎に入っていき、ポイントとなります。
これが何を意味するかというと
この養鶏場は玉子を出荷して利益を出す「採卵養鶏」ではなく、鶏肉を出荷する「食肉養鶏」だということ。
よす!
ゲーム紹介に戻りたいところですが、すでに操作方法の説明は終わっています。
プレイヤーがすることは卵をくっつけていくことのみ。
お子様からお年寄りまで楽しめる内容となっております。
そしてこのゲームが面白いのはコンボボーナスがあるところ
くっつけて進化させた卵の隣に同じグレードの卵があると即座にくっついて進化します。
するといつもより多くのポイントがもらえるのでたくさんコンボが起こるような配置にしてから卵をくっつけるという戦略が生まれます。
この適度な脳トレは
お子様の教育、
お年寄りのボケ防止、
活動休止状態でラーメンばかり作っているお笑い芸人のリハビリにぴったりなのです。
僕は11コンボを達成したとき「よし!!」と叫び、久々に自分の声を聞きました。
あまりにも久々だったので「よし!!」と言えず「よす!!」と言っていた気もします。
さて先ほどから言っているポイントとは何なのか?
ポイントを貯めることでレベルが上がり、マザーがグレードアップしたり宿舎が大きくなったりします。
レベル10になると宿舎の外壁が何の相談もなく緑色に塗り替えられるので心の準備だけしておいてください。
僕が経営者の妻だったら勝手にそんなことをされたら離婚を考えます。
効率厨
動画を見たりたくさんの鳥を孵化させることでポイントとは別にチケットがもらえます。
このチケットはマザーにたくさん卵を産ませることができる高品質な餌と交換できます。
チケット1枚でもらえる「ブロンズ餌」を食べると養鶏場いっぱいに卵を産みます。
チケット3枚でもらえる「シルバー餌」を食べると一定時間卵を産み続けます。
ネットスラングに効率厨という言葉があり
コストパフォーマンスばかりを気にするゲーマーや人のことを指すんですが
僕はまさしくその効率厨。
なので「ブロンズ餌」と「シルバー餌」の費用対効果を比べてみました。
養鶏場に一度における卵の数を数えてみたところ30個でした。
つまり「ブロンズ餌」でもらえる最大の卵の数は30個。
続いて「シルバー餌」で産む卵の数を数えてみたところ40個でした。
ということはシルバー餌のチケット1枚あたりの費用対効果は13.33333・・・個。
コンボのためにキープしている卵の数が17個以上ある場合を除いてはブロンズ餌の方がコストパフォーマンスが高いことが分かりました。
僕と効率厨が嫌われる理由がなんとなくわかったところでまとめに入ります。
いよいよ・・・
以上のことから
エッグファームは
餌のコスパ計算で算数、
コンボを生み出すことでの論理的思考、
鶏肉の生産工程を体験することでの命のありがたみ、
そして何よりたった1羽で卵を産み続けるマザー(母親)の偉大さ、
を学べるおうち時間を過ごすお子様にぴったりのゲームなんです。
ちなみにウサギって鳥と同じように「1匹」ではなく「1羽」って数えたりしますよね。
これって江戸時代に「生類憐みの令」が発令され4本足の動物を食べることが禁じられた際に
どうしてもウサギを食べたい人が「ウサギは2本足で飛ぶから鳥の仲間だ」とこじつけて1羽と数えはじめたという説があるらしいですよ。
冒頭から何度も「二択」で雑学ひけらかしてすみません。
だって、ラーメンばっかり作ってるから玉子をみると「煮たく」なるんです。
ぎゃ!
このゲームの評価(10点満点!)
【お子様におすすめ度】…9点
【マザーの偉大さ】…10点
ゲーム情報
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