5Gコネクティングデバイス

今使ってるスマホやタブレットで5Gを体感!様々な機器を5Gネットワークにつなげる 「5Gコネクティングデバイス」販売開始

5Gに興味はあるけど、対応している端末はまだ少ないしまだまだ高額…。それなら、Wi-Fiルーターが5Gにすればいいじゃない!と高貴な王妃が言ってはいませんが、これ一つで既存の端末や通信機器で5Gの恩恵を受けられるのは良いですね。

5Gコネクティングデバイス

京セラ株式会社(以下、京セラ)は、5Gの高速・大容量・低遅延、多接続という特長を活かし、さまざまな機器を5Gネットワークにつなげる「5Gコネクティングデバイス」を開発。

法人顧客向けに、本年10月中旬より台数限定にて販売を開始したと発表。本製品が京セラ初の5G対応通信機器とのことです。
※同製品の本格販売は2021年春以降に予定しています。

■開発の背景

現在、ICTを活用し、人、モノ、組織、地域などをつなげるデジタルトランスフォーメーションの進展に寄与する通信技術として、5Gに大きな期待が寄せられています。しかし、すべての機器を5G化することは、技術面だけではなく、コスト面においてもハードルが高く、既存システムの再構築には大きな投資が必要です。

当社の5Gコネクティングデバイスは、多種多様な機器と、有線、無線問わず接続できるため、安価で簡単に5Gネットワークにつなげることができます。さらに、本製品はエッジコンピューティング可能なCPUを搭載しているため、負荷分散や低遅延、BCP対策など5G活用の幅を大きく広げることができます。工場や製造現場、医療、セキュリティ、エネルギー・インフラなどのビジネスの現場において、各企業の課題やニーズに合わせた5Gの早期導入を可能とします。

■5Gコネクティングデバイスの特長

1.さまざまな機器との高い接続性

USB Type-C(TM)、Wi-Fi(R)(Wi-Fi6対応)、Bluetooth(R)などの有線、無線での接続が可能です。新たに機器導入することなく既存の製品とつなげるだけで、5Gネットワークに接続いただけます。また、変換アダプタの利用で、HDMIやRS232C、有線LANポートとも接続ができ、さまざまな用途にご利用いただけます。

有線の機器もカバーできるのが流石ですね。これならWi-Fi内蔵でない家電製品を5G化することができそう!

2.NSA/SA方式に対応

既存の4Gネットワークを利用したNSA(ノンスタンドアローン)方式と、5G単独のネットワークSA(スタンドアローン)方式の双方に対応しています。またデュアルSIMに対応しているので、公衆網/ローカル網の双方で利用するというユースケースにも対応可能です。

3.エッジコンピューティングが可能

本製品はエッジコンピューティングを可能とするCPUを搭載しており、デバイス単体でデータ処理やフィードバックができ、クラウドへの負荷を低減するとともに、リアルタイムで信頼性の高いデータ処理を実現します。

4.安定した連続通信が可能

本製品は排熱構造に加え、冷却ファンを搭載し、高負荷環境下においても安定した連続通信ができます。

5.高精度位置測位

GPS、GLONASS※1など5つの位置測位システムとA-GPS※2に対応し、高精度な位置測位が可能です。

※1 GLONASS(グロナス):ロシアの人工衛星を利用した測位システム
※2 人工衛星からの電波とともに携帯電話の通信網を補助的に利用し、位置情報を得るGPS技術

5Gコネクティングデバイスの仕様など詳細はコチラもチェックしてみてください。

※USB Type-C(TM)はUSB  Implementers Forumの商標です。
※Wi-Fi(R)はWi-Fi  Allianceの登録商標です。
※Bluetooth(R)ワードマークおよびロゴは、Bluetooth  SIG, Inc.が所有する登録商標であり、京セラ株式会社は、これら商標を使用する許可を受けています。
※Qualcomm及びSnapdragonは米国およびその他の国々で登録されたQualcomm Incorporatedの商標です。Qualcomm  SnapdragonはQualcomm  Technologies, Inc.またはその子会社の製品です。

※LTEは、ETSIの商標です。
※通信事業者との5G/4G LTE 回線契約が必要です。
※その他社名および商品名は、それぞれ各社の登録商標または商標です。

5Gコネクティングデバイス
最新情報をチェックしよう!