自然に優しくエコで快適な、新世代の暮らし。「イスズ・ゼロエネタウン」に行ってみました!

自然に優しくエコで快適な、新世代の暮らし。「イスズ・ゼロエネタウン」に行ってみました!

オフグリッドログハウス2020年11月某日、株式会社イスズさんが新しく建設した「イスズ・ゼロエネタウン」へ見学に行きました!
「イスズ・ゼロエネタウン」はその名の通り、ゼロ・エネルギーの住まいを体験できるもの。使用する電気は全て太陽光で発電し、ガスは引いていません。自然環境に優しいエコな生活が実現できる、新世代の住まいです。
今回はたっぷりとその様子をご紹介します。

木の暖かみが心地よい、オフグリッドログハウス

神奈川県三浦市、海にほど近い住宅街に「イスズ・ゼロエネタウン」はあります。静かな敷地内に大きなログハウス、トレーラーハウス、小屋が3つ並んで立っていました。

オフグリッドログハウス

まずはこちらのログハウスから見学です。外観がオシャレで、別荘のような雰囲気が漂います。

それでは早速、中へお邪魔します!

入口を入ったところ。木の壁と床が優しい印象
入口を入ったところ。木の壁と床が優しい印象
入口からキッチンを見た様子
入口からキッチンを見た様子
家具も木製
家具も木製

壁、床、階段や手すり、ほとんど木で作られています。家具も木で統一されているこだわり。直接木に触れるとほっと落ち着きますね。

天窓

天井が高く開放感もあり、上の天窓からは自然光が降り注いでいます。外で見た印象よりも、内部が広く感じます。

薪ストーブ

また、入り口すぐに薪ストーブが!なかなか薪ストーブを見ることは少ないので新鮮です。壁にはレンガが埋め込んであって、これもまた素敵ですね。
冬の寒い時期はエアコンだけではなく、この薪ストーブで部屋を暖めるのだそうです。燃料となる薪自体も伐採された木を使用しています。

オフグリッドとは

このログハウスは「オフグリッド」で暮らす住まいです。オフグリッドというのは、グリッド=送電網を使わない、という意味。通常、私たちが電気を使う際には電力会社から電気を買って供給してもらう形が一般的ですが、その仕組みを使わず、自力で発電し消費するということです。

この現代で、電気の無い生活は考えられません。近年では、震災など災害により停電を経験した方が、太陽光パネルなどで自家発電できる仕組みを導入するといったことも増えているようです。
特に被災地の避難所など、インフラが失われた場合でもスマートフォンが使えて連絡が取れたり、電気を使った生活を営むことができるのは重要ですよね。太陽光発電で電気を自給自足することは、クリーンエネルギーで環境に優しいということはもちろん、多方面で注目を集めています。

太陽光パネル
ログハウスの屋根には太陽光パネルが

このログハウスには屋根に太陽光パネルが設置してあり、太陽光発電により使用電力の全てをまかなっています。完全なオフグリッドの家というわけです。

蓄電池

これが太陽光で発電した電力を蓄電する蓄電池で、蓄電量は12kWh。イスズさんにお話を伺うと、エアコン1つを常時付けていてもさほど消費することはなく、その他の家電製品を複数たっぷり使っても、1日で電気が尽きてしまうことはまずないとのことでした。
悪天候の日が続いてしまうと蓄電量が減ってしまうようですが、うす曇りくらいであれば発電はでき、さらに発電のスピードも速いため、通常は何も問題なく使用できるようです。さらに電気自動車の充電もこの太陽光でおこなっているそうで、大変驚きました。

むしろ発電量が多くもったいないので、蓄電池をさらに容量の大きいものに変えようと考えているとのことでした。太陽光のパワーってすごいですね!

お水も雨水で?!

このログハウスでは、さらに太陽熱温水器で水を温めてお湯も作っています。なんと300リットルものお湯を貯めておけるのだそうです。

洗面所
洗面台
お風呂
お風呂

こちらは洗面台とお風呂。お風呂は木でできていて、広々した檜風呂です!太陽熱温水器で温めたお湯をこのお風呂に注いで使います。追い炊きをする場合は、薪を使って追い炊きできるようになっているそうですよ。

ではその水は?というところなのですが、なんと雨水をろ過して使える仕組みになっているのだそうです。

雨水を貯めるタンクが下にある
雨水を貯めるタンクが下にある

この下に雨水を貯める貯水タンクがあるとのこと。貯めた雨水をろ過して使っています。
最初は井戸を掘ろうとしたのを諸事情で断念されたとのことで、全て自給自足しようという徹底ぶりに頭が下がります。

コンパクトながら使いやすい二階フロア

次は二階に行ってみましょう。

階段

二階へも木の階段で上がります。

二階の部屋二階居室 二階スペース部屋が二部屋、屋根が斜めになっているのが特徴的ですね。ここも木に包まれた空間です。
天井は低めですが、物置もあり広く使えそうです。秘密基地のような感じがあって、ちょっとわくわくします。
一階よりコンパクトなフロアですが、コンセントもたくさんありました。

二階から入口を見おろした様子
二階から入口を見おろした様子

移動できる別宅、オフグリッドトレーラーハウス

オフグリッドトレーラーハウス オフグリッドトレーラーハウス次は同じ敷地内にある、オフグリッドのトレーラーハウス。このトレーラーハウスも完全なオフグリッドで、太陽光発電のパネルと、外にはお湯を作る太陽熱温水器があります。外観のデザインは異なりますが、当モバ大を運営する株式会社ウェブレッジにも同じものがあるので筆者には見慣れた形でした。

トレーラーハウスの場合は、なんといっても移動ができるのがメリット。しかもオフグリッドなのでインフラを必要とせず、いろんな場所に住むことができそうですよね。
イスズさんではミニトレーラーハウスも作ろうとしているとのことで、自由で新しい暮らしのスタイルが今後益々増えていきそうです。

水を必要としないバイオトイレ

バイオトイレ外観

一旦外に出て、ログハウスの反対側に見えるこちらは、男女別のバイオトイレと物置小屋です。

バイオトイレの小屋 バイオトイレバイオトイレとは、上下水道を使わず、熱とおがくずを使ってし尿処理をするトイレ。なんと水を使わないエコなトイレなんです!においも気にならないそうですよ。不思議ですね。

ログハウス内のトイレは建築基準法の関係で水洗トイレを置いているのですが、本当はこのバイオトイレを置きたかったそうです。

コロナで変化した生活。自由で、自然に優しい暮らし方を考えてみよう

とことん自給自足で自然に優しい、を貫いた「イスズ・ゼロエネタウン」。エコであることに加えて、居心地も大変良く、素晴らしい住まいでした。案内してくださった担当者様が「ログハウスは木しか使っていないので、壊す時も何も残らないんですよ」とお話してくださり、壊す際に出るごみについても考えられているというところにも、筆者は大変感銘を受けました。

今年は新型コロナウイルス感染症の影響もあり、テレワークの普及や、都心から地方への移住が増加するなど、働き方や生活そのものを見直す動きが活発になっています。また、昨今よく話題となっている「SDGs(Sustainable Development Goals = 持続可能な開発目標)」への取り組みやエネルギー問題、温暖化の問題なども含めて、改めて自然環境について考えた方もいるのではないでしょうか。

自然に優しい暮らし方、また、場所を問わないコンパクトな生活に興味のある若い人たちにも、オフグリッドのログハウスやトレーラーハウスを知ってもらいたいと思いました。

なお今後は、地元の三浦市をはじめ、行政や各団体との連携も拡大していくそうです。地域とのつながりを大事にしながら、海と緑と自然豊かな土地で新しい暮らし方を提案する、「イスズ・ゼロエネタウン」。これからも要注目です!

株式会社イスズ 電活プラザ の公式サイトはこちら
https://www.denkatsuplaza.com/

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