どうも~もりせいじゅです。今回ぼくが巡り会ったゲームは、スマホアプリ「筋肉を育てて売る!筋肉育成ゲーム」というものです。
筋肉を育てるまでは理解できたのですが、”売る”というのは一体どういうことか?
気になったので最後までプレイしてしまいました。
隙間時間を使って、だいたい3日くらいかけてクリアした調査報告をしたいと思います。
※注意 本記事はエンディングのネタバレを含みます。
筋肉育成シミュレーション「筋肉を育てて売る! 筋肉育成ゲーム」
筋肉菜園
このアプリは株式会社バイバイさんから出ているもので、バイバイさんはこれまでにも累計800万ダウンロードされてる「100万のたまご」のなど数々のヘンテコなアプリを出されている会社です。
そして今回は「筋肉を育てて売る!」ということで、筋トレして筋肉を育てて、筋肉をちぎって売って、また筋トレして、の繰り返しをしていくゲーム。という予想を立ててプレイを開始しました。
そこに現れたのは麦わら帽子を被りクワを持った細身の青年。細身の青年がいることはなんとなく予感はしていたけど、クワ!?麦わら帽子!?育てる??…畑仕事?!
左下の「筋肉畑」を押してみる。
そこでは時間が経つと、ゆっくり腕や脚が生えてくる畑があった。
それをタップするとダンボールに梱包され自動的に出荷されお金がもらえる。思うところが何個もあって困惑してしまった。
まず、「野菜みたいに地面から生えるんかい」次に「ちょっと怖いし、近所の人が見たら通報しちゃうよ」最後に「誰が買うんだよ」
そう思っていたのは少しの間だけで、ぼくはその後そのシュールさを受け入れて、筋肉栽培に邁進していた。
筋肉の品質と生産性の向上
筋肉を出荷していくと、どんどんお金が貯まっていきます。
その貯まったお金を右下の「かかし」というところで使うことにより、畑が拡大し、品質も上がっていきます。
どうやらこの世界ではかかしはかかしでなく、神のような存在であることがわかる。
実際にお金を使いお祈りをするとガリガリかかしが細マッチョかかしにレベルアップした。
お祈りをすると畑が広がり、新たに背中の筋肉が生えてくるようになった。ここだけ見ると完全に警察沙汰である。
この新たな筋肉は他の腕や脚と比べると少し高い金額で売れる。
今後もこのカカシへのお祈りが品質と生産性の向上に必要となってくる。
次に必要となってくるのが青年への投資だ。お金を使い青年に筋トレグッズを与えることで青年の体力が増え生産性の向上に繋がる。
部屋を見ると青年の真面目さがうかがえる。
筋肉と書かれたタオル、近くに置いてある筋トレグッズ、筋トレグッズ以外に何もない部屋、なによりも着実に青年に筋肉がついてきている。これは紛れもない真面目な人物。こんな人はどんな世界で何をやってもひたむきに努力ができる貴重な人材だと思う。
こんな従業員を抱えてると思うとオーナーとして、もっと畑を大きくしてこの青年にいい景色を見せてやりたいと思えてくる。
筋肉農場
プレイして3日目になると、もうそれは家庭菜園の規模ではなくなっていて、農場といってもいいような規模になっていた。
どんどんと高価な筋肉が栽培できるようになった。
もちろん社員(青年)の能力も向上し、経営は軌道にのっていた。
最初に栽培していたガリガリ筋肉の何十倍の売り上げを叩き出せる「黒光りゴリマッチョ筋肉」などの継続的生産にも成功している。
それに伴い社員も「黒光りゴリマッチョ青年」へと成長した。
ここでこれ以外にも有利に経営を進める方法が2つある。
1つはTwitterにこのアプリを投稿することによって何千円かの融資が受けられる。
2つ目がもっとも大切だと思うのは、何分かごとに発生するフィーバータイムだ。フィーバータイムとかかし様に発生しており、それをタップし、30秒ほどの広告を見ることによって数秒間の間フィーバータイムにすることができる。
静止画ではわかりづらいが、このフィーバータイムは通常時の数倍の速さで筋肉たちが生えてくる。こんな時間を司るような所業ができるということはやはり、かかし様が神である証拠だといえる。
このフィーバータイムを効率よく使用することにより、もともとある強い生産性をさらに強固なものにすることができる。
エンディング
このゲームにはハッキリとエンディングがある。思ってる以上にハッキリと。
それは畑も青年も限界まで育て切るとマッスルショップに出現する。
それはお金を支払うことによって「エンディングを迎える」というものだ。
ここまでハッキリとした終わり方は今までプレイしたゲームの中では見たことがない。お金を払ってエンディングってちょっと嫌な感じも少し感じたが、このゲーム自体が筋肉を育てて売るというものだから、本質的な目標はお金であるから妥当ではある。
しかしここで必要な資金は30万円。
今までにない大金だ。
これほどの大金を集めるにはウチほどの畑や青年をもってしてもだいぶ時間がかかってしまうが、簡単に見れてはエンディングじゃない。と思いぼくはひたすら筋肉を育てて売った。
そしてついに30万円でエンディングを購入した。
青年の夢が叶い、世界に筋肉が行き渡り、人々は筋肉と幸せに満たされた。とエンディングが流れた。
ぼくたちの筋肉も青年の手で育てられた筋肉かもしれないと。
その後には唐突な関西弁でオチていた。
まとめ
エンディングまでプレイしましたが、非常にシュールな箱庭ゲームのようにも感じました。ぼくはこういった箱庭のようなのは昔から好きで最後までやりましたが、みなさんも是非一度騙されたと思ってやってみてはいかがでしょうか?
このゲームの評価(10点満点!)
【やりこみ度】…7点
【マッスル】…10点