よく知らないという人も読んでみて。ジェンダー平等、働きがいにおけるSDGs(5)と(8)実態調査。家事代行サービス利用はキャリアアップに有効と70%以上が回答

よく知らないという人も読んでみて。ジェンダー平等、働きがいにおけるSDGs(5)と(8)実態調査。家事代行サービス利用はキャリアアップに有効と70%以上が回答

持続可能な開発目標を意味する”Sustainable Developmnet Goals”通称SDGs(エスディージーズ)。

何となく目にはしているけれど、具体的にはどんな取り組みなのか内容まで知っている人は、そんなに多くはありません。私、モバ大報道部のTもそんな1人でした。

2020年話題になったドラマなどから、職業として注目されている家事代行サービスを提供する会社のアンケート結果がSDGsの現状、取り組みや効果に関するヒントになりそうなので、ピックアップしてみました。補助金や助成金が利用できる点などは、今後もっと深堀りしてみたいです。

シェアリングエコノミーの家事代行マッチングプラットフォーム「タスカジ」を運営する、株式会社タスカジ(以下、タスカジ)は、タスカジユーザー(依頼者・タスカジさん=タスカジに登録するハウスキーパー)を対象に、「ジェンダー平等、働きがいにおけるSDGsの(5)と(8)の実態調査」に関するアンケートを実施しました。

サマリー

(1)家庭内での家事分担について(対象:依頼者)

・全家事業務のうち、「妻」と「夫または男性パートナー」それぞれが担当している割合に開きが出るにしたがって、「妻」の家事分担満足度は低くなっている。
・「夫または男性パートナー」の家事分担比率が50%以下、または「妻」の家事分担比率が75%以上になると、妻に負担がかかり、満足度は低くなっている。
・家事関与時間に関して、「妻」と「夫または男性パートナー」それぞれの平均時間で見てみると、【平日】妻:約117分、夫:約38分、【休日】妻:約131分、夫:約59分、と、妻と夫で1時間以上の開きがあることがわかった。詳細を見てみると、「妻」の家事関与時間は平日・休日ともに約55%以上が『1時間以上3時間未満』、さらに平日は約23%・休日だと約34%の人が『3時間以上』なのに対し、「夫または男性パートナー」は平日・休日ともに6割以上の人が『1時間未満』となっている。
・家庭内での家事分担がうまくいくために大事なこと第1位は「夫婦間のコミュニケーションや信頼関係」と約66%が回答。続いて「相手の作業に文句を言わないようにする」と約56%の人が回答。3位は「各自の得意・不得意な作業を明確にしておく」で46.8%、4位は「家事代行サービスの利用」で42.6%

(2)家事代行の補助制度の利用について(対象:依頼者)

・『家事代行に関する補助金または助成金など、公的支援制度または民間団体(従業員向け福利厚生制度を含む)による補助制度を利用したことがありますか?』という質問に、約92%の人が「ない」と回答。「知らなかった」というコメントもあり、家事代行に関する補助制度の拡充や、認知度の向上は必要だと思われる。

(3)育児休業の取得について(対象:依頼者)

約80%の人は、「夫または男性パートナー」が育児休業を取得したことがないと回答。
・「夫または男性パートナー」の育児休業を取得したことがある人の約38%は2週間未満で、出産直後の育児のためには十分な日数とは言いがたく、一方で、約29%の人は3ヶ月以上取得しており、育児休業の取得日数には人によって大きな開きがあることがわかる。
・「夫または男性パートナー」が育児休業を取得するために最も重要なことは、約半数弱の人が「職場の取得への理解」であると回答し、制度のより一層の浸透が望まれる。
・一方で、約33%の人は制度の理解や拡充といった外部環境よりも、「夫自身の意識」や「家庭内での役割分担」など、家庭内の内部環境が整わないと制度があっても活用できないと考えていることがわかった。育児休業を取得する際に家庭内で何が求められているのか・何をするのか、自分で主体的に考えて動くこと、そして家事の分担がとても重要だという意見も見られた。

(4)働きがい、仕事における家事の位置付けについて(対象:依頼者)

・アンケートに回答したタスカジユーザーの過半数以上の55.3%が、仕事で「現在リーダー的地位にある」または「今はまだ違うが、リーダー的地位を目指している」。
「現在リーダー的地位にいる人」の8割以上の83%の人が、家事代行を利用することが現在の仕事でリーダー的な地位を目指す上で「有効」と回答。
・現在の仕事で「まだリーダー的地位にはいないが目指している人」の過半数以上の53.7%が、家事代行を利用することが、リーダー的な地位を目指す意識の変化に「繋がった」と回答。時間や心に余裕が生まれ、より一層仕事に集中したり、新しい目標を立ててそれに向かうことにも繋がっており、女性がキャリアアップを目指す意識変革の要因のひとつとして、家事代行の利用があげられることがわかった。

(5)ハウスキーパー満足度(対象:タスカジさん)

タスカジさんの9割以上、92.5%もの人が、タスカジさんとして働くことに「満足している」「まあまあ満足している」と回答し、非常に満足度が高い。
・タスカジさんとして働くことに「満足している」理由として、「依頼者との関係性」「得意分野を活かせる」といったタスカジサービスの特徴に価値を感じると同時に、半数以上がタスカジさんとして働くことは「スキル・人間性の成長」になっていると回答。「タスカジゼミ」や「トーク」といった自主的に学んで成長する仕組みやコミュニティにも価値を感じているなど、タスカジを「成長できる場」として考えていることがわかった。
・タスカジさんの約96%の人が、「タスカジさんとして働き始めてから自身の成長意欲にプラスの変化があった」と回答。理由や変化の具体例としては、「コミュニケーション力の成長」「スキルアップ・勉強」「経験を積むことによるマインドチェンジ」が主な要因となる。
・スキルアップの一例として、約43%の人が、タスカジさんコミュニティの一つであり、後輩タスカジさんが先輩タスカジさんから学べる場『タスカジゼミ』を受講している
(*タスカジゼミ:有料で任意で自主的に受講する講座)

タスカジ 依頼者アンケート

タスカジ タスカジさんアンケート

<項目(1)〜(4)の調査概要>
■調査名:「ジェンダー平等や働きがいにおける、日本のSDGs (5)と(8)の実態調査」
■実査時期:2020年12月17日(木)~2020年12月20日(日)
■調査方法:インターネット調査
■調査対象:タスカジユーザー (依頼者)20~70代の既婚女性
■回答者数:237名

 

<項目(5)の調査概要>
■調査名:「タスカジさんの働き方・スキルアップについての意識調査」
■実査時期:2020年12月17日(木)~2020年12月20日(日)
■調査方法:インターネット調査
■調査対象:タスカジユーザー(タスカジさん) 20~70代の男女
■回答者数:134名

実施の背景

タスカジは、一人のフルタイムワーキングマザーが家事・育児に対する自身の課題を「自分だけの課題ではなく、社会全体の課題だ」と認識し、2014年7月にサービスを開始しました。

共働き世帯率の推移が2000年の50.7%から、2018年は66.8%へ上昇(*1)するなど、近年人々のライフスタイルが多様化し共働き世帯が増え、それに伴い家事の担い手が不足している家庭内において、そのしわ寄せが妻・母親にいくことが多く、女性が自身のキャリアや自由な人生を望めない問題がありました。また一方で、子育て・主婦業や介護など家庭の中で責任を担いながらも経済的に自立する方法を持ち得ないという問題もあり、タスカジはその両方の課題を解決すべくCtoCのマッチングプラットフォームというビジネスモデルで立ち上げました。

数字で見るタスカジ

2014年の創業以来、「核家族から拡大家族へ、家族のあり方を再定義する」を合言葉に、課題解決として、家庭内の家事の困りごとのサービス開発に先人を切って取り組み続けてまいりました。具体的には、2016年には「料理作り置き」を日本で初めて家事代行のメニューに加えて作り置きブームを巻き起こしました。また、2020年には日々の生活の課題を解決する家事代行をオンラインのサービスにも展開して体験型オンライン家事プログラム「タスカジブートキャンプ」を開始し、家事を「楽しみ」という要素に置き換えることにより今まで家事参画が少なかった男性も巻き込み、累計600人を超える方が参加するなど、ニーズの掘り起こしや、家事は女性だけの課題であると考える風潮を変えようと取り組んでまいりました。

また同時に、家事ワザや食品ロスをテーマにしたレシピ本など14冊累計約45万部もの書籍出版も行うなど、広報活動を通して「家事はクリエイティブな仕事である」と発信し続けてきました。

その結果、2017年にはサービス開始からわずか3年で家事代行ランキング1位(*2)の評価を得たり、また「日本政府が推進する『一億総活躍社会』『女性の活躍推進』を実現する会社」として海外メディアを通して世界に発信され、共働き世帯のキャリアサポートや、「伝説の家政婦」「予約の取れない家政婦」「カリスマ家政婦」という言葉を生み出すなど「家政婦」という職業のブランドイメージを作ったことに対して評価されました。

この度実施した「ジェンダー平等、働きがいにおけるSDGsの(5)と(8)の実態調査」は、企業としての取り組みだけでなく、シェアリングエコノミーに参加するすべてのユーザーの課題を解決することに取り組み、社員だけではなくユーザーまでを巻き込んだ課題解決を目標としています。タスカジは、シェアリングエコノミーというプラットフォームの形で社会課題を解決することにチャレンジしている途上であり、まだ試行錯誤している段階ですが、SDGsにおけるシェアリングエコノミープラットフォームのあるべき姿を作ってまいります。

(*1)出典:内閣府「男女共同参画白書 令和元年版」を元に当社算出
(*2)日経DUAL家事代行サービス企業ランキング2017

タスカジのサービスについて

多彩な家事スキルを活かして働くハウスキーパー(タスカジさん)と、家事をお願いしたい人とをつなぐ、シェアリングエコノミーの家事代行マッチングサービスです。2014年のサービスリリース以来、「核家族から拡大家族へ、新しい家族の形を再定義する」というビジョンを掲げ、一貫して家庭のあらゆる家事の課題解決をサポートしてきました。「家事代行は高価、家事は単純作業」という旧来型の家事意識の改革に挑戦し「コミュニティ循環型サービス運営モデル」の先駆けとなり、家事はクリエイティブな仕事であると発信し、証明し続けています。利用者数約75,000名、登録タスカジさん数約2,500名(2020年12月現在)。日経DUAL家事代行サービス企業ランキング2017 1位、日経ウーマン・オブ・ザ・イヤー2018 働き方改革サポート賞。

お正月休みに観たドラマでも、初産を控えた夫婦の負荷軽減の手段として「家事代行サービス」を利用するというシーンが描かれてました。仕事の多忙や、妊娠、病気などで互いに協力や稼働ができなくなった時に家族だけのリソースで乗り切るのは、普段から理解し協力し合っていても難しいことです。


便利さや快適さを求めてだけでなく、ストレスや負荷を軽減することで、家庭や社会を「持続」「維持」するための提言や取り組みなのかも…そんなことを考えました。

アンケートの詳細はコチラで確認してみてください。

株式会社タカスジのプレスリリースはこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000022.000020281.html

参考URL
https://corp.taskaji.jp/
アンケート詳細:https://corp.taskaji.jp/release/2020/12/25/sdgs-survey0001/

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