エーデルワイス門田

3Dゲームを作ろう レビュー「25年前の自分に読んでほしいゲームレビュー」|浅井企画ゲーム部のスマホゲーム紹介:第53回

エーデルワイス門田 こんにちは。エーデルワイスの門田です。お笑い芸人をしています。
お笑い芸人といっても去年つくった漫才は8本、短編映画やMVなどの映像が20本。2年連続で映像が勝ち越しまして、もう映像作家といった方がいいかもしれません。いや、映像作家というには少ない。

ゲームを作るゲーム「3Dゲームを作ろう – 物理アクションパズルゲームメーカー」

さて、そんな僕が漫才も映像もそっちのけで作っているのが3Dゲームです。

おじさんだから昔の話をさせてもらうよ

3Dゲームを作ろう-物理アクションパズルゲームメーカー
その名の通り3Dゲームを作れちゃうアプリなんですが、すごい時代になりましたよね。

ファミコンの頃からゲームをしている僕。
1995年にスーパーファミコンでRPGゲームが作れるソフトが発売され、当時の小学生に「そっか、ゲームってやるだけじゃなくて作れるんだ」という意識が芽生え、僕らの卒業文集の将来の夢は「ゲームをつくるひと」で埋め尽くされました(僕は「せかいせいふく」という凡人丸出しのボケ回答)。
このアプリをインストールすれば当時1万円もした「お手軽ゲーム開発環境」が無料で手に入ってしまいます。

歳をとると感動することが減るなんて言いますが、これは歳をとったからこそ感動できるポイント。

もはや本編

3Dゲームを作ろう「3Dゲームを作ろう」では自分でゲームを作れるようになるまでに作者が用意したステージを20面まで遊ぶ必要があります。
なるほど、まずはユーザーとしてゲームを楽しみながらこのアプリでできることを学んでいくというわけですね。
なんて軽い気持ちで遊び始めたらこのサンプルステージがめちゃめちゃおもしろい。あまりにもおもしろくて20面まででいいのに用意してある52面すべて遊んでしまいました。
ん?ページ2【中級】? イカれた量のサンプル中級が96面、上級が48面、合計196面ありました。
イカれた量のサンプルです。もはやサンプルじゃない。本編です。

ということで僕のプレイ動画を交えて遊び方を説明していきます。
ステージ10のプレイ動画はこんな感じ。

猫が描いてある玉をゴールまで運んでいくゲームとなっております。 操作方法画面下側のエリアをスワイプすると玉が転がり、
上側をスワイプすると視点が動きます。 鬼を滅する刃っぽいゴールゴールは鬼を滅する刃っぽいこちら。
ここにたどり着くまでに様々な仕掛けを使い、障害を避けて進んでいきます。
ステージ10で登場したのはジャンプ台。 ジャンプ台ジャンプ力の違う3種類があります。
これもあとで自分で置けると思うとワクワクしますね。

次は僕の好きなステージ。
まずはプレイ動画を御覧ください。

そろそろ全員に僕の滑舌の悪さがバレた頃でしょう。
聞き取れなかった方のために文章で解説します。
このあたりからパズルの要素が強くなっていきます。
ワープゾーンやスイッチが登場し、ゴールに続く道を自分で見つけ出さなければなりません。
このステージの場合は、大きな玉に自分の玉をぶつけて転がし、ワープゾーンに突入させます。ここで自分もワープゾーンに入ってしまうと、その先にあるマグマでゲームオーバーになってしまうので、大きな玉だけワープさせて、ゴール前で待っていると大きな玉がスイッチを押してくれて道が出現してクリアとなります。

こんなちゃんとしたパズルが196個も入ってるってすごくないですか?

あの日の夢を叶えよう

さて、ここまでくれば遊び方は理解できたはずです。
ついに自分でゲームを作っていきましょう。
これがゲーム作成画面です。 ゲーム作成画面10×10のマス目に好きなアイテムを配置していきます。
そしてここで大抵のプレイヤーはこう思うのです。

「あれ?どんなステージが作りたいんだっけ」
「そもそも作りたいステージなんてあったっけ」

さっきまであんなに楽しみにしていたのにいざ自由に作って良いと言われると何をしていいかわからない。
テスト期間中はあんなに遊びまくりたいと思っていたのにいざ夏休みに入ると何もせずにダラダラしてしまう。
僕らはあの夏から少しも成長していませんでした。
悲しいことに文集に「ゲームを作りたい」と書いていた同級生たちは一人もゲームデザイナーになっていません。
夢の儚さを噛み締めたところで、僕が編み出したおすすめのステージ作成法をご紹介したいと思います。

自分の部屋の間取りを再現するのです。

部屋の入口にスタート地点を置き、ベッド、机、本棚など家具を高低差で表現していくと、3D空間に自分の部屋が再現できます。
ロフトなんてある人は最高ですね。
こうすると一見緑の地面が広がっているだけの空間が「ここはテレビ台だ」「いまベッドの上に乗ってる」と見えてきて自分が小さくなって部屋を探検している気分になれます。
まずはゴールを部屋の中の一番高いところに置いてみましょう。
そこにいけるようにジャンプ台やワープポイントを設置して完成。
あとはどんどん仕掛けを増やして難易度をあげていきましょう。

そうして出来上がった僕のステージがこれだ! 出来上がった僕のステージ!意味分かんないでしょう?
ではプレイ動画を御覧ください。

いかがでしょうか?
サンプルステージとのテンションの違いで僕の楽しさが伝わったのではないでしょうか?
みなさんには見えてないかもしれませんが、僕にはしっかりと部屋の家具たちが見えています。

自分の部屋ステージに飽きた人は

・昔住んでいた家
・学生時代たまり場にしてた部室
・悲しい別れ方をした昔の恋人の部屋

なんかでつくってみるとセンチメンタル過ぎてゴール目指してる場合じゃなくなるのではないでしょうか。

こうして作り出した自分だけの世界はSNSを使って広めることができます。
今見ていただいた僕の部屋ステージはこちら!

アプリをダウンロードしたあとにこのリンクに飛べば僕の作った世界を探検することができます。
楽しかったらこのリンクを拡散していただけると助かります。

そうしてどんどん僕が作った世界が現実世界に広まり、侵食していく。
これこそが僕の夢「せかいせいふく」でございます。

まとめ

このゲームの評価(10点満点!)

【サンプル本気度度】…10点
【作る側のセンス問われる度】…7点
【時間泥棒度】…10点

ゲーム情報

3Dゲームを作ろう - 物理アクションパズルゲームメーカー

3Dゲームを作ろう – 物理アクションパズルゲームメーカー

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