「埋蔵携帯」総額価値が約3兆円に増加。家で眠るケータイだけで、約110万個の金メダルが製作できる計算に?!

「埋蔵携帯」総額価値が約3兆円に増加。家で眠るケータイだけで、約110万個の金メダルが製作できる計算に?!

モバ大報道部のYです。当モバ大でも何度か取り上げている「埋蔵携帯」に関するニュースが飛び込んできましたのでご紹介したいと思います。

「埋蔵携帯」というのは、“家庭の机の引き出しなどに保管されて使われず眠っている携帯電話” のことで、このたび、株式会社ゲオホールディングスのグループ会社、株式会社ゲオ(以下、ゲオ)が関西大学の宮本勝浩名誉教授協力のもと、その価値を資産する調査を行いました。
なおその計算方法は、1人当たりの平均携帯保有台数から平均契約携帯台数を差し引き、日本における実際に携帯電話を保有している人数を掛けたものを「埋蔵携帯台数」と試算、中古携帯の平均買取価格を掛けることで算出しています。

ちなみに、過去に行われた第1回目となる2015年の調査ではその価値を“1兆6,489億172万円”、2017年の調査では“1兆7,013億7,156 万円”、2019年の調査では“2兆1,239億7,643万円”としていました(下記記事参考)。
それが今回、2020年度の分析を行ったところ、ついに総額2兆9,931億258万円…つまり約3兆円まで増えたということでした。

「埋蔵携帯」総額価値が増加した理由とは

ガラケーとスマホこの結果に対してゲオは、いわゆる「2年縛り」がなくなったことや、 機種変更の際の旧端末回収、モノを長く使う文化の醸成などにより、「埋蔵携帯」の総額価値は減少すると予測していたとし、しかしながら2年で8,691億円の増加という結果となった、と報じました。

そして、今回試算価値が増加した要因としては

1. 1人当たりの保有台数の増加
2. 「ガラケー」を筆頭とする従来型の携帯電話の減少
3. 高性能のため旧機種であっても価値が下がりにくいスマートフォンの増加

を挙げています。新型コロナウイルス感染症の影響によりリモートワークや在宅ワークの機会が増えたことなどで、急遽スマホをプライベート用、仕事用、など複数台持つようになった方もいるのではないでしょうか。それも1人当たりの保有台数が増加した要因の一つかもしれませんね。

また、3については、2020年度のゲオにおける携帯電話の平均買取価格は、ガラケーが1,371円だったのに対して、スマホは14,844円と10倍以上の価格差がついているとのことです。

「埋蔵携帯」で約110万個の金メダルが製作可能?!

金メダル、銀メダル、銅メダルさらにゲオでは、この「埋蔵携帯」に含まれる金で約110万個の金メダルが製作可能という、今年ならではのちょっとユニークな試算もしています。

埋蔵携帯の中に含まれている金は携帯電話1台当たり0.025gで、埋蔵携帯台数は約2億6,479万9,107台とのこと。計算すると、埋蔵携帯電話全体に含まれる金は約6,619,978gとなるそうです。金メダル1個につき、6gの金を使用すると仮定して算出すると、約110万3,330個の金メダルを製作できる計算になります。

金メダルで考えると、途方もない価値が各家庭に眠っているということがリアルに感じられますよね。携帯には金のほかにも希少な金属=レアメタルが含まれているので、埋蔵携帯の価値の上昇により、リサイクルの重要性も年々高まっているといえそうです。

ゲオグループでは、モノの価値や価格を見直し、必要なモノを必要なヒトに届けることで循環型社会の
実現に取り組んでいるとのこと。さらに、埋蔵携帯が流通することによる中古市場の拡大に伴い、SDGsへ貢献し持続可能な社会を創造するために、より一層、中古携帯の買取・販売を強化していきます、としています。

脱プラやカーボンニュートラルなど、エコなキーワードへの興味関心が高まっている昨今。自宅に眠っている携帯も貴重な資源のひとつとして、リサイクルを検討してみてはいかがでしょうか。

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