血圧測定できるウェアラブル「HeartGuide」|木暮祐一のぶらり携帯散歩道

血圧測定できるウェアラブル「HeartGuide」|木暮祐一のぶらり携帯散歩道

50代半ばとなると、もう身体もあちこちポンコツになってきます。日頃の不摂生や飲みすぎが追い打ちをかけていますが、定期健診でも色々と引っかかるようになりました(笑)。

ただ、昨今は色々なウェアラブルデバイスで身体情報を継続して取得できるようになり、これらのデータを日々参照することで改善に向けた行動変容へのきっかけにつながります。
以前、心拍等を常時計測できる指輪型ウェアラブルデバイス「Oura Ring」をご紹介しましたが、こうしたデバイスを使い続けることで、自然と自身の健康に目を向けるようになってきました(多少、休肝日が増えました・笑)。

今回ご紹介するのは、血圧を測定できる腕時計型ウェアラブルデバイスです。筆者もいよいよ血圧を気にしなくてはならない年代に突入し、健診結果から定期計測をするよう指導されました。上腕式の血圧計は持っていますが、しかし毎日の計測をついつい忘れてしまうのですね。しかも出張先まで持って行くわけにもいかないし。

そんなことからウェアラブルできる血圧計はないかと探したところ、発見したのがこのオムロンヘルスヘアウェアラブル血圧計 HCR-6900T-M「HeartGuide」です。日本でも管理医療機器としての認証を取得しており、上腕式血圧計とほぼ同等の精度で血圧測定ができるのだそう。

オムロンヘルスケア HeartGuide
オムロンヘルスケア HeartGuide

じつは最新製品というわけではなく、調べていくと2018年12月にアメリカで発売され、日本では医療機器としての認証を取得したのちの2019年12月に発売したモデルでした。
すでに販売開始から2年を経ていますが、とくにモデルチェンジ等もされずに現在も販売が継続されております。しかも販売価格は発売時から変わっていないようで、87,780円(税込)! 決して安価なデバイスではありません。上腕式血圧計だったら、これで何台買えるのでしょう。
ということで、この値段を払うべきか悩んでいましたが、先日酔っぱらった勢いで購入ボタンを押してしまいました(笑)。

時計バンドの内側に圧力をかけ血圧計測するためのカフがある二重構造
時計バンドの内側に圧力をかけ血圧計測するためのカフがある二重構造
腕に装着するとかなり大きめのスマートウォッチといった感じになります
腕に装着するとかなり大きめのスマートウォッチといった感じになります
それなりに厚みがあります
それなりに厚みがあります

一度の充電で2~3日は電池が持っているようです。腕時計としてはかなり大きめのデバイスで、厚みもあり存在感抜群な感じです。
本体重量は115gとスペックにありますが、ずっしりした感じです。最初は装着していると違和感を感じていましたが、すでに2週間ほど使用してきた中で、ようやく身体と一体になってきたという感じでしょうか。

正確な装着のために、付属品に腕まわりを計測する紙のメジャーが入っています。これで腕にぴったり合わせてベルト穴番号を確認し、その穴番号の位置でHeartGuideを装着します。メジャーでは腕にぴったり合わせて計測しましたが、そのベルト穴位置でHeartGuideを装着すると、ちょっと緩めになります。

装着位置計測のためのメジャー
装着位置計測のためのメジャー
腕まわりを測定
腕まわりを測定
計測した番号に合わせてHeartGuideを装着
計測した番号に合わせてHeartGuideを装着

血圧測定時は、バンドにある「●」マークを中指の延長上に来るようにし、心臓の高さにHeartGuideを構えて青色のボタンをワンプッシュします。カフが膨らんで腕に圧がかけられ、約1分で計測結果が表示されます。

心拍センサー位置の目安
心拍センサー位置の目安
中指の延長上にこの「●」が当たるようする
中指の延長上にこの「●」が当たるようする
このような感じで心臓の高さに構えて計測します
このような感じで心臓の高さに構えて計測します

ちなみに、上腕式血圧計と計測結果を比べると、多少誤差はありますがほぼ正確に測れているようです。むしろHeartGuideは常時身につけていますので、どんな状態のときであってもワンプッシュで血圧計測できますので、これまでに計測したことがなかったシチュエーションで血圧計測ができます。ジョギングの最中、布団の中、あるいはストレスが多い会議中など(笑)。

Bluetoothでペアリングしたスマホに専用アプリ「HeartAdviser」をインストールし、アプリを起動するとHeartGuideで計測し蓄積されたデータが同期されます。また、Appleのヘルスケアアプリとも連携可能です。

計測後のディスプレイ、上腕式血圧計ともだいたい一致
計測後のディスプレイ、上腕式血圧計ともだいたい一致
HeartAdviserアプリ画面
HeartAdviserアプリ画面
Apple ヘルスケアアプリの血圧履歴
Apple ヘルスケアアプリの血圧履歴

血圧計測以外の機能としては、歩数計機能や、睡眠計測機能のほか、ペアリングするスマホとの最小限の通知機能(メッセージ、メール、着信等の通知)が備えられています。あくまで通知だけで、HeartGuide上で内容まで読むことはできません。まあ、ただでさえ高価なデバイスですので、ここが多機能化していって価格がさらに高くなっても困ります。

通知機能の設定
通知機能の設定

ともあれ、日本の厳しい医療機器認証をクリアしたウェアラブル血圧計ということで、実際に日々使ってみてその計測精度は大いに評価したいと思いますが、あとはもう少しデザインや質感などの向上も期待したいところです。せめてバンドももう少しオシャレにできないものでしょうか。発売からそれなりに時間が経過していますので、よりスマートで販売価格がリーズナブルな次期モデルに期待したいといったところです。

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