どこかの高いビルの上

Googleレンズの進化が凄すぎる。CMじゃ伝えきれてない魅力を伝えたい。

映画監督芸人 門田樹こんにちは。映画監督芸人門田樹と申します。
先日通っていた大学で講師として授業をしてきました。
「ヘンテコな肩書きで生きていく」というテーマで「こういう働き方もあるんだよ」というお話をさせていただいたんですが、
まだこの肩書きで成功しているわけではないので「自分だけの肩書きを作ると良いことがあったりするもんだよ」というフワッとしたまとめ方になってしまいました。
生徒たちはなんとも言えない表情で僕を見つめていました。

そんな大学の友達は今でも仲がよく、アラフォーになった今でも異常なハイペースで集まって遊んでいます。
この前は「あいつが新しいiPhone買ったから見に行こうぜー!」という理由で集まっていました。
全員オタクで10代の頃に自分でつけたハンドルネームで呼び合っているので、新卒で入った会社で真面目に働き、着実に出世している鈴木くんが今でも「カオス」と呼ばれています。
最高の友達です。

そんな大学の友達のグループラインで数年続いているノリがあります。
誰かがホテルに泊まったり、居酒屋で一人飲みをしたりすると無言でそこの写真を貼り、他のメンバーがその写真がどこで撮られたモノかを当てるというノリです。
そしてそのノリにおける王者は僕。
スピード・正確性ともに抜きん出ており、みんなから崇められています。

グループラインの様子

実はこれには秘密がございまして
Googleレンズを使っているんです。
ご存知でしょうか?Googleレンズ。
Googleさんが作っている超未来的なアプリなんですが
この凄さ、そこまで伝わってないような気がします。
もうドラえもんのひみつ道具のレベルなんです。

Googleの公式アプリをインストールしてカメラのボタンをタップするとGoogleレンズが起動します。
これはカメラに写ったものをAIが判断して“それが何か”を教えてくれるサービスなんですが
その精度が未来のそれなんです。

リアルタイムにレンズに写ったものだけでなく保存した画像を分析することもできるので
冒頭で友達を怖がらせたホテルの写真を読み込ませるとこのとおり

Googleレンズにホテルの写真を読み込ませると…

4番目の候補としてホテルエミット渋谷が出てきました。

すごくないですか?
全く同じ構図の写真がネット上にあるわけでもないのになんとなくの形や色を分析して
似た感じの客室を探し出してくれるんです。

さてここからは僕がSNSに投稿した写真たちを使用して
Googleレンズの凄さと僕の生活を紐解いていきましょう。
皆さんは僕のストーカーになったつもりでご覧ください。

まずはこちら

どこかの高いビルの上

どこかすごく高いビルの上でこわばった表情でカッコつける僕。
この写真を読み込ませると

Googleレンズに読み込むとSHIBUYA SKYであると判明

一発でここがSHIBUYA SKYであると教えてくれます。
関連リンクに飛ぶと入場料が1800円もすることがわかり
ストーカー(皆さん)は
「門田さん、こんな写真取るために1800円も払ったのね。かわいい」
と悶絶していることでしょう。

続いてこちら

ラーメンの写真

ラーメンの写真です。
SNSで誰かがラーメンの写真あげてて
「これおいしそう!どこだろう?」と思うけど
「どこですか?」と質問するほどの仲じゃないしなあ
ってときありません?
そんなときもこのアプリ。

ラーメンの候補が出る

読み込ませると
一発で「真鯛らーめん麺魚」の鰤らーめん918円だとわかります。
ストーカー(皆さん)は「真鯛らーめんの店なのに鰤のラーメン注文してる。ハイセンス」
とうっとりしていることでしょう。

次は難問です。

お刺身盛り合わせ

お刺身盛り合わせです。
こんなの店員さんのさじ加減で毎回ラインナップや盛り付け方変わるから特定は不可能と思われますが

刺身の候補が出る

できちゃうんです!
6番目の候補として出てきた魚仁という月島のお店が正解です。
ストーカー(皆さん)は「マグロに含まれるイミダゾールペプチドで疲れた脳を回復させているんだわ。ストイック」
と月島で張り込みを始めることでしょう。

次はこちら

ファッション誌の加瀬亮みたいな虚ろな表情でカメラをみつめている

明らかにそういうタイプのウォールアートじゃないところで
ファッション誌の加瀬亮みたいな虚ろな表情でカメラをみつめている僕です。
こちらを読み込ませると

Googleレンズで読み込むとモニカアンドフレンズであると判明

モニカアンドフレンズというブラジル大使館にある壁画だとわかります。
そしてもっと調べると、ブラジル大使館の壁は以前はもっとクールなイラストだったこともわかり
ストーカー(皆さん)は「ああ、この壁画のつもりで渋谷から20分も歩いてブラジル大使館いったのに違う絵に代わってて、やけくそでこの写真とったんだな。きゅん」
と母性や父性が爆発していることでしょう。

このように
ホテル・人気スポット・食べ物
などは簡単に割り出すことができます。
その他にも
動物や植物の名前も教えてくれるので散歩をしていて
「この花かわいいな。なんて名前の花だろ」なんてときにも使えます。

僕が便利だと思ったのは洋服を検索できることです。
古着屋さんでかわいいTシャツをみつけたときにGoogleレンズを使うと
「メルカリならもっと安く買えるな」
なんてことも一瞬でわかるんです。

更には
翻訳機能もあって、カメラに写した英文をリアルタイムに日本語に置き換えてくれたり、
宿題モードに切り替えると 数学の宿題の解き方を教えてくれたりします。

もうこれはドラえもんでしょう!
僕らは今もうすでにドラえもんの世界にいたのです。
この記事を読んで気になった人は、スマホにGoogleアプリを入れて僕をストーキングしてみてください。

Google レンズ

Google レンズ

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どこかの高いビルの上
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