71,000人のモニター会員にwebサイトやスマートフォンサービスについて直接評価してもらうサービス『ポストコ』を利用して、就職活動をサポートするサイト5社(2014年新卒対象版)のユーザーレビューを調査し、公開いたしました。
マイナビ2014:https://job.mynavi.jp/14/pc/toppage/displayTopPage/index
リクナビ2014:https://job.rikunabi.com/2014/
enJapan2014:http://enjapan2014.com/
日経就職ナビ2014:https://job.nikkei.co.jp/2014/top/
ダイヤモンド就活ナビ2014:https://navi14.shukatsu.jp/14/index.php
調査の結果、マイナビ・リクナビの2サイトが同率1位を獲得し、「情報量」や「使いやすさ」に対する観点で高い評価を得ていることがわかりました。しかし、一部ユーザーからはデメリットも多くあがっており、よりユーザーの目線に立ったアイディアの必要性が見受けられました。
今回の調査では、総合評価でリクナビとマイナビが同率1位、3位が日経就職ナビ、4位がenJapan、5位がダイヤモンド就活ナビという結果になった。1位の2社では「情報量」と「お役立ち度」で高評価を得ており、学生のユーザーからは「おすすめや診断、また、様々な条件で検索できるところが良かったです。」 「メイクやマナーについての記載があったので非常に役立つと思う。」など実用性を評価する声が特に多く見受けられた。
POSTCOユーザーから集まったフリーコメントのなかには、総合で高い評価を得ているサイトに対しても多くの改善案が見受けられた。特に多かったのは、昨年度のサイト利用者の就職内定率などの情報開示を求める声だ。一見、あまり差異のない就職サポートサイト。どのサイトを使ったらいいのか迷いがちな就活初心者のユーザーにとって判断材料になるのではないだろうか。
また、「提供するスケジュール管理のカレンダーとGoogleカレンダーが同期できればいいなと思いました。スケジュール管理よりも、企業の調査に時間をつかった方が有意義。」などサイトを使った就活経験者からの具体的な意見も見受けられた。どのサイトに関しても「就職活動をしている学生」と「採用活動をしている企業」のどちらをサポートするサービスなのかを明確にしていく必要性を感じる結果となった。
就職活動をとりまく環境が年々変化する昨今。それをサポートするサイトには、情報により敏感になる吸収力と、就活生のサイトユーザーと採用募集をしている企業の両者の満足するアイディアを取り入れる決断力が不可欠になりそうです。
今年、12月1日から2015年新卒予定者の就職活動が本格的に開始いたします。今回は2014年卒向けの就活サイトを調査いたしましたが、2015年新卒向けのサイトはどう変化していくのでしょうか?次回の調査もご期待ください。