71,000人のモニター会員にwebサイトやスマートフォンサービスについて直接評価してもらうサービス『ポストコ』を利用して、スマートフォンアプリやWEBサイト利用時のエラー(画面が固まり動かない・強制終了するなど)に関する調査を行いました。
調査の結果、ユーザーの85パーセントがスマートフォンアプリやWEBサイト利用中のエラー経験があることがわかり、そのうちの93%が10回に1回以上のエラー頻度でサービスの利用を中止してしまうことが見受けられました。
今回の調査では、「今までスマホアプリやwebサイトを使用中にエラー(画面が固まり動かない・強制終了するなど)が起きた事はありますか?」との質問に「はい」と答えたユーザーは、200名の全回答者中171名(85%)あった。多くのユーザーがエラーを経験していることが見受けられる。
また、全ユーザーに「何回エラーが発生したらそのアプリを使わなくなりますか?」と聞いたところ、3回に1回と回答した方が最も多く、約50%のユーザーがアプリを使わなくなるとのことであった。また、「10回に1回」以上のエラー発生率で93%のユーザーが利用をやめてしまうことが見受けられた。
85%のユーザーにエラー発生経験があるのにも関わらず、エラー発生時にお問い合わせをしたことがあるユーザーはうち約20%であり、エラーに対する大半のユーザーの対応は「問い合わせ」よりも「利用中止」になりがちであることが見受けられた。このような結果から、アプリやWEBサイトをリリースする側にとっては、いかにバグやエラーが少ない状況でリリースするかが大変重要な課題であることが考えられる。