アプリのダウンロード時間のストレスに関する調査を行いました。今回の調査の結果、どの通信規格(3G/Wi-Fi/4G)でも、15秒〜30秒以内の待ち時間でユーザーの3割以上、45秒ほどで半数以上がイライラしはじめることが見受けられました。(ポストコ調査結果から)
今回は、「15秒以内/30秒以内/45秒以内/1分以内/1分半以内/2分以内/3分以内/5分以内/10分以内/15分以内/15分以上」の11パターンのダウンロード時間に対して、「もう限界/とてもイライラする/イライラする/ややイライラする/イライラしない」の5択で回答してもらう形式で調査を行った。
その結果、通信規格によって大きな差は見受けられず、どの規格でも「15秒以上30秒以内」でユーザーの30%がイライラし始めることがわかった。
もう少しフォーカスして見てみると、「イライラする」との回答が半分を越えるのは「30秒以上45秒以内」であった。1分間でダウンロードできる目安は、3G回線で10MB、Wi-Fiや4G/LTEで50MBほどと言われており、決して大きくはないが、ユーザーのスムーズな操作性を優先する場合、重要な数値となってくるのではないだろうか。
また、規格別に見てみると、3GとWi-Fiのユーザーは比較的似た動きなのに対して、4G/LTEユーザーは30〜45秒の段階で、「イライラしない」の回答数が極端に下がり、大半のユーザーが他回線のユーザーよりも早くイライラしはじめることが見受けられた。この結果から「高速回線」を謳う4G/LTEへのユーザーの期待度が高いことを感じられた。