Googleから今週発売されたギフトカード。これはGoogle Play上でのアプリの購入代金として使えるプリペイドカードだ。さて、発売後どれだけの人が使うものなのでしょうか?同じようなiTunesカードの動向と比較して調査してみました。
Q. iTunesカードを利用したことはありますか?

iTunesギフトカードの利用者は全体で200人中61人の30%。
2005年から発売を開始したiTunesカード。今では電気屋や、インターネット上だけでなくスーパーやコンビニエンスストアなど色々なところで買えるようになり、たくさんの人が簡単に手に入れやすくなりました。それら様々なプラットフォームから購入できる事が30%まで伸びている事に起因しているのだと思われます。
カード購入金額は約8,000円?
Q. 今までの累計購入金額を教えてください。

iTunesカードは1,500円、3,000円、5,000円、10,000円の4段階。今までの累計の購入金額で見ると、一番ボリュームが多いのは1,500円以内となっていました。一方で5,000円以上を利用した事があるユーザーは約40%にまで上りました。これらの平均をみると約8,000円を利用しているのがうかがえました。
iTunesカード=iTunesの楽曲というイメージが根強い。
Q.iTunesカードを使って何を購入しますか?

因みにiTunesカードを使わない理由に関しては、無料ダウンロードのみを利用される方が約30%。また残りは他の決済方法(クレジット決済やキャリア決済)を利用されるために使用しないといった結果となりました。
Q.iTunesカードを使わない理由をお答えください。
Google Play ギフトカードによる市場は7,200億円?
iTunesカードとはサービスに違いはありますが、同じように「コンビニなど様々なところで買える」「手数料が無い」「使用期限が無い」と言った特徴があり、販売各社が販売促進の割引キャンペーンやる可能性があることから、Google Play ギフトカードも同じ様に普及すると思われます。iTunesカードと同じ様に、Google Play ギフトカードも普及すると仮定すると、約7,200億の市場になると試算されます。
<計算方法>
8,000円(平均)× Android端末契約数3,000万※ × iTuneカードの利用者割合 30%
= 7,200億円
※MM総研データより算出
今後Android市場への資金が流れる可能性があり、今後の動向が気になります。