みなさん、こんにちは。座布団と幸せを運ぶ内田でございます。
先日の東京都知事選がありましたが、家入氏による選挙資金のクラウドファンディングを使って集めたり、TwitterやFacebookといったSNSや、Youtubeやニコニコ動画などを使った告知などインターネット選挙がドンドン進んできています。さて、この動きについて、ユーザーはどの様に考えているのでしょうか?その実態を調査してみました。
92%がインターネット選挙に賛成
昨年から実施しているだけ有り、インターネット選挙に関して皆さん「良いと思う」と答えています。
▼Q.インターネットを使った選挙活動についてどう思われますか?
ただ、やはり悪いと答える方も・・・。「インターネットの被選挙人のインターネットの活用度合いによって差が出てしまう事」や「全ての人に内容が伝わらない」ことを懸念している意見も有りました。
ネットでの発信力のある候補が有利になり、政策の内容などの議論に至らなかったり、安易な候補選びに繋がる可能性がある(20 代 女性)
理由はネットを使わないお年寄りもたくさんいるので、大切なことが伝わらない可能性もあると思うからです。(40代女性)
では、実際にみなさん良いと答えていましたが、たとえば選挙にかんする事でSNSを使ってみた人は居たのでしょうか?
拡散を行った人は5%だけ・・・
FacebookやTwitterをつかって拡散を行った事が有る方は全体の5%のみだった。インターネットでメルマガを使って拡散したデヴィ夫人が公職選挙法違反のニュースがあるなど、まだどこまで行ったら良いのかが分からない事が原因なのかもしれない。(デヴィ夫人の公選法違反大事か ブログOKでメルマガはダメ、に違和感 )
▼Q.インターネット選挙で報じられた内容をFacebookやTwitterなどを使い拡散した事が有りますか?
では、どうして皆さん呼びかけ等をしないのでしょうか?その理由をみるとFacebookなど「実名」で登録されているSNSで「自分が誰を支持しているか」などのデリケートな情報が漏れてしまうのがイヤだと言う方が多いようです。
自分がどの候補者を応援しているか友人に知られたくない。(20代 女性)
facebookは実名原則なので、自分の名前で特定の候補者を支持してるようなことを表明するなんてことは考えられません。twitterはニックネームでいけますが、それでも自分の信条等を発信するにはリスクを伴うような気がします。(40代 男性)
一方で少数ですが、5%の発信をされた方の側では「SNSでグループを作り議論する」などの新しい動きを行われる方もいらっしゃいました。
インターネット選挙にのぞまれるもの
これからも加速して行くだろうインターネット選挙。ユーザーが欲しいと感じているコンテンツはどのような物が有るのでしょうか?200人のユーザーから意見を集めてみると下記の意見が多く見受けられました。
- マニュフェイストを比較したい・投票したい
- 立候補者と討論がしたい
- 立候補者の比較がしたいとくに、最近はLINEやニコニコ生放送、ustreamなど双方向での呼びかけが可能になっています。街頭演説や政見放送など一方的な説明だけでなく、実際に細かいところを聞いてみたいといった意見が多く有りました。実際に顔を突き合わせて話しかける事ができれば、より信頼できる立候補者を選ぶ事が出来るかもしれません。ただし話しかけるのはやはり「ハードルが高い」のかもしれません。インターネット選挙はそういったハードルを下げる効果も望めるのかもそれません。
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