みなさん、こんにちは。座布団と幸せを運ぶ内田でございます。
Facebook の WhatsAPP 買収や楽天の Viber 買収と無料通話・チャットアプリ界隈が何かと騒がしい。
ママ向けコミュニティサイト『ママスタジアム』を運営するインタースペースの調査結果によると、ママのスマホ利用率が飛躍的に伸びているようだ。果たしてどのような使い方をしているのだろうか。
スマホの普及率は 84%
ママのスマホ普及率は 2013 年の 23% から 2014 年には 84% と飛躍的に伸長した。最早、ママにとってスマホは「当たり前」の利用デバイスのようだ。利用デバイスの変遷による利用するサービスの変化が気になるところだ。
無料通話アプリは LINE
ママが最も使っている Web サービスランキングの第一位は、無料通話・チャットアプリの LINE。第二位は、定番のクックパッド。意外なのは、Amazon ではなく楽天が第三位にランクインしていることだろうか。なお、Facebook も支持を伸ばしており第四位にランクインしている。
出典:インタースペース
スマホゲームも LINE ?
LINE の普及による影響を最も受けたのは、モバゲーや GREE に代表されるソーシャルゲームだろうか。2012 年からの見事な下降トレンドは下げ止まる気配がない。ママ友との連絡は LINE、空き時間は LINE でゲーム、ご飯の支度はクックパッドを参考にしつつ、楽天でショッピングする日常が想像できそうだ。なお、2013 年は共に 40% の利用率を分け合った Facebook と mixi だが、2014 年は明暗が分かれた。Facebook が堅調に利用率を伸ばす一方、mixi は大幅に利用率が低下した。
出典:インタースペース
LINE に忍び寄る Facebook と楽天の影
冒頭で述べたように無料通話・チャットアプリ界隈が騒がしい。Facebook と楽天が無料通話・チャットアプリを運営する企業を買収したからだ。楽天が買収した Viber はまさに「LINE のような」無料通話・チャットアプリ。一方、Whatsapp は音声通話こそできないがシンプルなチャットアプリ。欧州や南米、新興国を中心に月間アクティブユーザが 4 億人を超えるメッセージサービスの先駆けだ。Whatsapp を買収した Facebook は、Messenger アプリとは別個に独立して運用することを表明しているが、Facebook アカウントとの連携を強める可能性もある。国内においては既に追われる立場となった LINE。熾烈なメッセージサービスの争いから今後も目が離せない。