自社が運営する70,000人以上のモニター会員にwebサイトやスマートフォンサービスについて直接評価してもらうサービス『ポストコ』を利用して、 クラウドファンディングのサイト『OKdreams by OKWave』のユーザー調査を行った。
『OKDreams』とは?
OKDreamsとは、株式会社オウケイウェイヴが提供するクラウドファンディングサービスである。
サイトによると、
「みんなの夢をみんなでかなえる」ことをコンセプトにした新しい形のサービスです。みんなから集めた夢と、それを実現するミッショナーをOKDreamsがマッチング。プロジェクト化しながらクラウドファンディングを用いてスポンサーを募り、みんなで支援。ミッションを実行することで、夢を現実のものにしていきます。
と書かれている。それでは、早速調査結果を見てみよう。
利用したい人がおよそ80%!
まずは、このサイトを利用したいと思ったか調査してみた。すると、80%近くの方が、「ぜひ利用したい」または「機会があれば利用したい」と回答した。
▼このサービスを「利用したい」とおもいましたか?
一方で改善すべきという指摘も・・・
「利用したい」という人は多かったものの、一方で改善してほしい点や不満な点について聞いてみると、以下のような意見が多く上がっていた。
FBやTwitterなどのアカウントでも書き込めたらいいと思う。(30代男性)
写真を挿入できるようにしたり、サイトへの投稿フォーマットを作ってそれを埋める形式で投稿できるようにすると、閲覧者の興味がより湧きやすくなると思う。(30代女性)
たしかに、ユーザー数が増えなければ成り立たないクラウドファンディングだけに、ユーザー拡大のためにSNSアカウントでの登録・コメントを可能にする事が望ましいだろう。
出資側の不安感を無くせるかがポイントか
最後に、以下のような指摘も多かったので紹介しよう。
もっと具体的に何がどう行えるのかをわかりやすく簡単に表記してほしい。印象として、資金集め目的の新手の詐欺のようにもとれました。(40代女性)
投稿された夢の実現に関連した情報などがリンクされるともっといいかと思った。 (30代女性)
これはクラウドファンディングサービス全般に言えることであるが、たとえクラウドファンディングが広まってきたとはいえ、見ず知らずの人にお金を出すというのは、やはり抵抗感がある。その抵抗感をいかに無くすかがポイントとなってくるだろう。例えば、使用後の結果を報告できる場を設けたり、過去の成功事例を掲載したりすることで、不安感を減らすことで、結果としてユーザー増加やプロジェクト数の増加に繋がってくるのではないだろうか。
今後の展開に期待したいところだ。
<調査概要>
・調査方法 : インターネットリサーチ
・調査対象 : 100名
・実施日時 : 2014年3月24日(月)~2014年3月29日(土)
・調査機関 : ポストコ
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